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【旅行記】急行 飯田線秘境駅号に乗った話 前編

 2023年の春「急行 飯田線秘境駅号」に乗車した旅行記です。

 

 まず、飯田線とは……

 愛知県の豊橋駅から長野県の辰野駅までの195.7kmを結ぶ路線で、全線を乗り通すと約6時間もかかる。まさに日本が誇るローカル線の一つである。

 もとは、豊川鉄道(現 豊橋~大海 間)、鳳来寺鉄道(現 大海~三河川合 間)、三信鉄道(現 三河川合天竜峡 間)、伊那電気鉄道(現 天竜峡~辰野 間)の4つの私鉄だった。

 しかし、1943年に改正陸運統制令によって、国有化され、その後、国鉄分割民営化により現在に至る。

 飯田線の詳しい説明は、他のサイトを見てもらえれば、わかると思います。

 

 さて、今回乗車した「急行 飯田線秘境駅号」は、旧三信鉄道の区間がメインになります。

 旅行で使用した切符です。

企画乗車券:青空フリーパス

急行券・指定席券:飯田線秘境駅

 青空フリーパスを使用した理由は、豊橋~飯田 間を往復するため、乗車券代を安くするためです。なお、特急券急行券を追加すれば、乗車券として使用できます。

 

飯田線の始発駅 豊橋駅からスタートです。

ここで、秘境駅にちなんだ駅弁を買っていきます。

豊橋駅 飯田線のホームです。乗車列車は1番線から出発します。

今は、先発列車が停車しますが……

「急行」という文字。JRでは、絶滅危惧の列車種別です。

 

やってきました。「急行 飯田線秘境駅号」です。

今日は、あいにくの雨でしたが、雨中の秘境駅を巡ってみたいと思います。

 

 停車駅は、豊橋を9:50に出発後、新城、☆柿平東栄、大嵐、☆小和田、☆中井侍、☆伊那小沢、平岡、☆為栗、☆田本、☆金野、☆千代、天竜峡、飯田に15:30の到着です。

 なお、☆を付けた駅名が秘境駅です。

 

第一の停車駅、新城駅です。

 ここでは、後発の特急列車を先行させるため、約24分も停車します。

 長い停車するため、降りる人も多く、駅舎ではこの列車の運行にあわせて、地域の人たちによる物販会がありました。人も多く、賑わっていました。

 写真は撮らなかったですが、まんじゅうを購入しました。美味しかったです。

 

最初の秘境駅柿平駅

 実質観光列車なので、下車した人が多く、秘境駅の実感はありませんでしたが、いつもは人が居なさそう雰囲気はありました。

 

 今頃ですが、秘境駅とは、牛山隆信 氏が運営する『秘境駅へ行こう!』というサイトをきっかけに知られるようになった言葉です。

 Wikipediaでは「鉄道駅のうち山奥や原野といった人里離れた場所(秘境)にあり、列車の停車本数が少なく、自動車や徒歩などでのアクセスも難しいを指す。」らしいです。

 柿平駅は『秘境駅へ行こう!』によると、2023年の秘境駅ランキング174位です。

 

愛知県東栄町の玄関口 東栄駅です。

鬼瓦を模した特徴的な駅です。

 ただし、東栄駅は、町中心部からは離れた場所にあり、地理的なことを言えば、ほぼ東栄町の端っこにあります。

 今日は、新城駅と同じく、地域の人たちの物販会がありました。お弁当なども売っており、ここで昼飯を買ってもいいかもしれません。

 

 東栄駅から次の大嵐駅まで、約50分あります。この間に豊橋駅で買った駅弁を食べたいと思います。

壺屋弁当部の秘境駅弁当です。

豪華な弁当で、ボリューム満点です。

 この列車に乗車している人の多くが食べていました。人気な弁当なので、急行に乗って食べたい時は、早めに豊橋駅で購入しましょう。

 

 途中、中部天竜駅水窪駅といった特急停車駅を通過していきます。秘境駅には停車する不思議な列車です。

 

大嵐駅に到着です。

次の停車駅の小和田駅があります。

ここまで来ると、ほぼ秘境に近いです。

大嵐駅の駅前ですが、山と橋しかありません。

 この駅は、静岡県浜松市天竜区に所在しているのですが、橋の向かう側は、愛知県豊根村になります。そのため、豊根村の玄関口として機能しています。

 

 大嵐駅から本格的に秘境に入りますが、中編へ続きます。

 読んでいただき、ありがとうございました。

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